【完全版】子供の思春期ニキビ原因・予防・治療まとめ | チルコレ

記事公開日: 2017/10/14
最終更新日: 2018/02/06 OshitaRisako

【完全版】子供の思春期ニキビ原因・予防・治療まとめ

外見を気にするお年頃なのにニキビができてしまったら、それだけで憂鬱な気持ちになってしまいますよね?

そこで今回は、思春期ニキビの原因と予防方法、そしてできてしまった思春期ニキビを治療する方法についてまとめてみました。

嫌な思春期ニキビにさよならをするためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次

思春期ニキビの本当の原因は?

思春期ニキビの原因は、ストレスや生活習慣が主な原因となる大人ニキビとは異なります。

思春期ニキビはおでこや鼻のTゾーンや頬など、皮脂の多い場所に幅広くできます。一方、大人ニキビはフェイスラインのUゾーンにできやすいという特徴があります。

そのため、思春期ニキビができる原因は主に皮脂のせいだと、思われている場合もあるようですが、実は根本原因は別にあります。

思春期ニキビができるメカニズム

私たちの肌には約20種類の常在菌が、何百億個と存在しています。実はニキビを作る菌として知られているアクネ桿菌(アクネかんきん)は、肌を守る常在菌の一種です。

皮膚表面ではなく皮脂腺近くにいるアクネ桿菌には善玉悪玉があり、善玉は肌を弱酸性に保って肌の殺菌作用を維持する働きがありますが、悪玉ニキビを作ります。

空気のある環境を好まない嫌気性菌・アクネ桿菌は、角栓でつまってしまった、空気の入らない毛穴の中で皮脂を栄養にして増殖します。

そうして悪玉のアクネ桿菌によって皮脂の中に含まれている遊離脂肪酸が酸化すると、過酸化脂質になって炎症(ニキビ)が発生します。

思春期ニキビは毛穴のつまりが主な原因

思春期ニキビが発生する原因は、皮脂分泌の量やアクネ桿菌ともいえますが、根本的な原因は毛穴のつまりにあります。皮脂の分泌量が過剰な場合、皮脂を排出しきれず毛穴がつまります。

一般的に皮脂の分泌量は性ホルモンに関係しているとされており、第二次性徴期である思春期は性ホルモンの分泌が活発になる時期でもあります。特に男性ホルモンには皮脂の分泌を促す作用があり、性ホルモンの分泌が活発な思春期には皮脂の分泌が過剰な状態になりやすいといえるでしょう。

ところが、皮脂分泌量が多くても、皮膚のターンオーバーさえ正常であれば毛穴がつまることなくニキビにはなりません。一方で、皮脂の分泌量が少なくても肌の新陳代謝が悪いと毛穴がつまってしまい、思春期ニキビの原因になります。

ですから、思春期ニキビを改善したいと思うなら、皮脂分泌量をコントロールしたりアクネ桿菌を根こそぎ取り除こうと奮闘したりするよりも、毛穴のつまりを取り除いて肌の新陳代謝をアップさせる必要があるのです。

男性ホルモンが毛穴を詰まらせている!

 

男性ホルモンが皮脂の分泌を活発にして毛穴をつまらせる原因になっていると上述しましたが、他にも男性ホルモンは、角質層の柔軟性を奪って角栓で毛穴をつまらせる原因にもなります。

中には、「皮脂分泌量に関係のある男性ホルモンの分泌量を減らせば、思春期ニキビに効果的なのでは?」という人もいらっしゃるかもしれません。

ですが、男性ホルモンは、もうすぐ大人になる思春期の子供たちの成長にとって必要不可欠なものです。

そのため、たとえ男性ホルモンが皮脂量をアップさせて毛穴つまりを引き起こすとしても、思春期の子供たちのホルモンバランスに関わるような、極端なニキビ対処法は取らないようにしましょう。

さらにニキビができる原因について詳しく知りたい方はこちらもcheck!

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予防はできないの?

思春期は男性ホルモンの分泌量が活発になって皮脂量が増える時期なので、思春期ニキビを予防することは難しい、と思う人もいらっしゃるでしょう。しかし、思春期ニキビになるのを予防するためにできることがあります。

1. 水分を積極的に摂る

肌が乾燥した状態は皮脂を過剰に分泌させるため、毛穴をつまらせて思春期ニキビを招きます。肌を乾燥させないために、普段から積極的に水分を補給しましょう。思春期ニキビの予防には、皮脂量と水分量のバランスをうまく管理することが求められます。

そもそも、ニキビに対して悪役のような扱いの皮脂ですが、皮脂は私たちの肌を守る天然の保湿クリームの役割を果たしています。皮脂や毛穴の中の汚れを取り除こうと間違った方法で洗顔してしまうと、ますます肌の砂漠化はひどくなっていくでしょう。

ですから、思春期ニキビを予防するには、積極的に水分を摂取することと肌にうるおいを与えることを忘れないようにするべきです。

2. 毛穴をつまらせない

ニキビになる根本原因は毛穴詰まりなので、毛穴をつまらせないように心掛けて思春期ニキビを予防しましょう。古い角質を取り除き、保湿をして肌にうるおいを与えるスキンケアを行えば、思春期ニキビに悩まされることはありません。

毛穴をつまらせないためにも、蒸しタオル等で毛穴を開かせてから洗顔をします。さらに、しっかりすすぎをした後は、収れん作用のある化粧水をつけてから保湿すると良いでしょう。毛穴に入りこんだ汚れを掻きだそうとゴシゴシ洗顔したり、ピーリングなどの強い刺激を肌に与えたりしていると逆効果になります。

過剰な洗顔など肌を傷つけかねないケアは、乾燥はもちろん、皮脂の過剰分泌の原因となってニキビが発生する恐れがあるのでぜひ避けましょう。

ニキビができてしまった場合の治療方法は?

もしも思春期ニキビができてしまったなら、下記の方法で治療を試みてみましょう。

1. ストレスを解消する

一見ニキビとはなんの関係も無いように思えるストレスですが、実は思春期ニキビも大人ニキビもストレスによって悪化する恐れがあります。

通常ストレスを感じると、脳の視床下部から副腎皮質に指令が下り、ストレスに対抗するためにコルチゾールと呼ばれるホルモン分泌が促されます。抗ストレスホルモンとして知られているコルチゾールですが、コルチゾールが分泌されるとアンドロゲンやテストステロンといった男性ホルモンの分泌も促されるようになります。

テストステロンは皮脂腺に入るとジヒドロテストステロンに変化して、皮脂の分泌量を急激に増やします。

そのため、常にストレスを抱えていると思春期ニキビは悪化の一途を辿ってしまうのです。ストレスを解消するためには、有酸素運動が効果的です。

ジョギングや水泳をすると脳の海馬が活性化します。記憶を司る海馬は、ストレスを感知する視床下部が暴走しないように抑制する働きも持つため、運動により海馬を活性化することでストレス耐性を高めることが可能になります。

2. 弱酸性のスキンケア用品で肌をアルカリ性に傾けない努力を

通常、ニキビ発生に関わる悪玉アクネ桿菌は、アルカリ性に傾いた肌を好みます。ですから、弱酸性のスキンケア用品を使ってアルカリ性に傾いた肌を弱酸性にすることで、思春期ニキビに対処することができます。

市販の洗顔料の多くが、肌を一時的にアルカリ性にします。そのため、化粧水を使用せず肌を洗いっぱなしの状態にしていると、アクネ桿菌が好む肌状態になってしまいます。

健康な肌の場合は3時間程度でアルカリ性の状態から弱酸性に戻りますが、敏感肌の人の場合は弱酸性の状態に戻るまでそれ以上の時間を要します。

洗顔後にはなるべく早く弱酸性の化粧水等のスキンケアを用いて肌を弱酸性に戻し、アクネ桿菌に隙を与えないようにしましょう。

また、下の記事におすすめの洗顔料・化粧水を紹介しています。

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3. 肌の新陳代謝をアップさせる

毛穴のつまりのために引き起こされる思春期ニキビに対処するためには、肌の新陳代謝をアップすることが欠かせません。肌の新陳代謝をアップして肌のターンオーバーが正常化されれば、毛穴につまってしまった角質なども自然と剥がれ落ち、思春期ニキビを悪化させずに済むでしょう。

肌の新陳代謝をアップするためには、角質を取り除く角質ケア、そして十分な睡眠時間とバランスの良い食生活を心掛けましょう。

思春期だとゲームやスマホなどに夢中になって、睡眠をおろそかにしてしまうことだってあるかもしれません。しかし、肌のターンオーバーは人が眠っている間に行われることを考えるなら、十分に眠る時間の大切さが理解できるでしょう。

4. 皮膚科での治療も検討しよう

思春期のニキビを早く治すためには、皮膚科での治療も有効です。皮膚科での思春期ニキビの治療方法としては、主に抗生物質などの外用薬と内服薬による治療が行なわれます。

また、皮脂の分泌量を調節したり、肌を健やかな状態に保つ助けをしたりするビタミン剤が処方されることもあります。皮膚科で処方されるビタミン剤として、ビタミンB2ビタミンB6、そしてビタミンCがあります。

さらに、男性ホルモンの働きが活発になってニキビができやすくなっている場合には、ホルモン治療や毛穴のつまりを取り除く治療等が行なわれます。

「ニキビのために皮膚科にかかるなんて」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、重症・軽症にかかわらず、皮膚科で治療を受けてニキビ改善のための適切なアドバイスを得ることで、思春期ニキビを早く治すことができるでしょう。

さいごに

思春期ニキビの原因や予防の仕方、そして治療法についてご紹介しました。

思春期ニキビは、皮脂分泌の量やアクネ桿菌が原因ともいえますが、根本的な原因は毛穴のつまりにあります。

毛穴をつまらせないためにも適切なスキンケアを行ない、肌の新陳代謝をアップさせるなどして、思春期ニキビに対処して行きましょう。

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